「耳つぼってよく聞くけれど、そもそも何?」「耳を押すと本当に体に変化があるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
耳つぼは、耳の特定の位置を指で押したり、粒が付いたシールなどで刺激したりするセルフケアとして知られています。
最近では、小さなジュエリーパーツが付いた「耳つぼジュエリー」もあり、耳元のおしゃれを楽しみながら取り入れる方法も人気です。
ただし、耳の特定の位置を刺激することで、病気や体の不調が必ず改善するわけではありません。
この記事では、耳つぼの基本的な考え方から、代表的な位置、セルフケア方法、耳つぼジュエリーを使う際の注意点まで、初めての方にもわかりやすくご紹介します。
最初に知っておきたいこと
耳つぼは、病気や症状の診断・治療を目的としたものではありません。BeautyRoomでは、耳へのやさしい刺激を日常のセルフケアや気分転換、耳元のおしゃれを楽しむ方法のひとつとしてご紹介しています。
耳つぼとは?
「耳つぼ」という言葉は、一般的に耳の特定の位置を刺激する方法を表すときに使われています。
耳への刺激には、指で押す方法、粒が付いたシールを貼る方法などがあります。
BeautyRoomで主にご紹介しているのは、指で耳をやさしく刺激したり、耳つぼシールや耳つぼジュエリーを使用したりするセルフケアです。
耳には「神門」「飢点」「肺」「内分泌」など、さまざまな名称で紹介される位置があります。
ただし、耳つぼの名称や位置、考え方は資料などによって異なる場合があります。
また、名前に「胃」「肺」「腎」「内分泌」など体の部位や働きを連想する言葉が使われていても、その位置を刺激することで実際の臓器やホルモンの働きが直接変化することを意味するものではありません。
耳つぼには本当に効果があるの?
耳への刺激については、耳介への鍼や圧迫などを用いたさまざまな研究が行われています。
一部の分野では研究結果が報告されていますが、対象となる症状、刺激方法、研究規模などが異なるため、「この耳つぼを押せば、この症状が必ず改善する」と一律に判断できるものではありません。
そのためBeautyRoomでは、耳つぼだけで体の不調を治そうとするのではなく、日常生活の中で気軽に楽しむセルフケアのひとつとしてご紹介しています。
体調に不安がある場合や症状が長く続いている場合は、耳つぼだけで様子を見るのではなく、医療機関へ相談してください。
代表的な耳つぼの位置をイラストで確認
耳には多くの名称の位置があります。まずはBeautyRoomの記事でよく登場する位置を、耳のイラストで見てみましょう。
ここで紹介する図は位置を確認するための参考イメージです。耳の大きさや形には個人差があり、位置の考え方も資料などによって異なる場合があります。
食生活・体重管理で紹介される位置
イラストで紹介している位置
神門(しんもん)
大腸(だいちょう)
肺(はい)
渇点(かってん)
飢点(きてん)
※食生活や体重管理を意識するセルフケアで紹介されることのある名称です。これらの位置を刺激するだけで食欲がなくなったり、脂肪が燃焼したり、体重が減ったりすることを示すものではありません。
美容セルフケアで紹介される位置
イラストで紹介している位置
腎(じん)
神門(しんもん)
肺(はい)
内分泌(ないぶんぴつ)
※「腎」「肺」「内分泌」などは耳つぼで使われる名称です。その位置を刺激することで、同じ名前の臓器やホルモンの働きが直接改善するという意味ではありません。
肩まわりのセルフケアで紹介される位置
イラストで紹介している位置
神門(しんもん)
肩エリア
※耳の位置を刺激することで、肩こりや首こりそのものが治療・改善すると保証するものではありません。
もっと詳しく位置を確認したい方へ
代表的な耳つぼとして紹介される位置
ここからは、耳つぼセルフケアや耳つぼジュエリーでよく紹介される代表的な名称をいくつか見ていきましょう。
神門(しんもん)
神門は、耳の上部にある三角形のくぼみ付近に位置するとされる耳つぼです。
耳つぼセルフケアでは、気分転換やリラックスタイムに取り入れる位置として紹介されることがあります。
ただし、刺激することで自律神経や睡眠などが必ず整うという意味ではありません。
飢点(きてん)
飢点は、耳の前側付近にあるとされ、耳つぼダイエットなどでよく紹介される位置です。
食生活を意識するときの目印として耳つぼジュエリーを貼る方法もありますが、刺激するだけで食欲がなくなったり、体重が減ったりするものではありません。
ダイエットについて詳しく知りたい方へ
胃(い)
「胃」という名称で紹介される耳の位置があります。
耳つぼの考え方では食生活に関連する位置として取り上げられることがありますが、耳を刺激することで胃そのものの働きが改善したり、胃の病気を治療したりできるという意味ではありません。
肩・首
耳には「肩」「首」など、体の部位の名称で紹介される位置もあります。
デスクワークやスマートフォンを長時間使用したあとなどに、耳全体をやさしく触れて気分転換する方法のひとつとして取り入れることができます。
強い肩や首の痛み、腕・手のしびれなどがある場合は、耳つぼで様子を見続けず医療機関へ相談しましょう。
内分泌(ないぶんぴつ)
「内分泌」という名称で紹介される耳の位置もあります。
名称から「ホルモンバランスを整える場所」と説明されることもありますが、耳のこの位置を刺激することでホルモンの働きを直接調整できることを保証するものではありません。
自宅でできる耳つぼセルフケア
耳つぼは、特別な道具を使わなくても、指で耳をやさしく刺激するところから始められます。
1.手を清潔にする
耳に触れる前に、石けんなどで手を洗いましょう。
2.耳全体をやさしく触れる
いきなり特定の位置を強く押すのではなく、耳たぶや耳の外側など、耳全体を指の腹でやさしく触れてみましょう。
3.気になる位置をやさしく押す
親指と人差し指などで耳を挟み、痛みを感じない程度の強さで刺激します。
強く押せば効果が高くなるわけではありません。痛みを我慢して刺激するのは避けましょう。
4.肌や体調に違和感があれば中止する
痛み、赤み、腫れなどが出た場合や、気分が悪くなった場合は刺激を中止してください。
セルフケアのポイント
- 強く押しすぎない
- 痛みを我慢しない
- 清潔な手で触れる
- 傷や炎症がある場所は刺激しない
- 体調が悪いときは無理に行わない
耳つぼジュエリーとは?
耳つぼジュエリーは、耳を刺激するための小さな粒が付いたシールの表面に、ストーンやパーツなどを付けたアイテムです。
ピアスのように穴を開ける必要がなく、耳元のおしゃれを楽しみながら耳つぼセルフケアを取り入れられるのが特徴です。
ストーンの色やデザインによって雰囲気を変えられるため、アクセサリー感覚でも楽しめます。
耳つぼジュエリーを詳しく知りたい方へ
耳つぼジュエリーを使うときの注意点
耳つぼジュエリーは手軽に使用できますが、シールを肌へ直接貼るため、肌トラブルには注意が必要です。
- 耳を清潔にしてから貼る
- 傷・湿疹・腫れがある場所には貼らない
- 強い痛みがある位置へ無理に貼らない
- 赤み・かゆみ・腫れなどが出たら外す
- 同じ位置へ長期間貼り続けない
- 金属アレルギーが気になる方は使用されている素材を確認する
BeautyRoomでは、肌の状態を確認しながら2〜3日程度を目安に貼り替えることをご案内しています。
肌が敏感な方は短い時間から試し、異常がないか確認しましょう。
初めて耳つぼジュエリーを使う方へ
耳つぼジュエリーはこんな楽しみ方がおすすめ
BeautyRoomでは、耳つぼジュエリーを「貼れば体の不調が治るもの」としてではなく、毎日のセルフケアを意識するきっかけとして楽しむことをおすすめしています。
- 鏡を見るときに自分の体調を振り返る
- 食生活を見直すきっかけにする
- 忙しい日に休憩を取る目印にする
- 耳元のおしゃれとして楽しむ
- 美容やセルフケアを楽しむモチベーションにする
耳つぼジュエリーが目に入ったときに、「今日は少し早く休もう」「間食する前に一度考えてみよう」など、自分の生活を振り返る目印として使うのもひとつの方法です。
耳つぼを使う前に知っておきたいこと
耳つぼは手軽に取り入れられるセルフケアですが、病気や症状の診断・治療の代わりになるものではありません。
次のような場合は、耳つぼだけで対応しようとせず、医療機関へ相談してください。
- 強い痛みやしびれがある
- 症状が長期間続いている
- 急に体調が悪くなった
- 健康診断などで異常を指摘された
- 持病の治療中である
- 薬を服用していて心配がある
治療を受けている場合は、耳つぼを理由に自己判断で薬を減らしたり、治療を中止したりしないようにしてください。
耳つぼについてよくある質問
耳つぼを押すだけでもいいですか?
耳つぼジュエリーを使用しなくても、清潔な手で耳をやさしく刺激する方法があります。
強く押す必要はありません。痛みを感じない程度にし、違和感がある場合は中止しましょう。
耳つぼは毎日やってもいい?
指で耳を刺激する場合は、肌や耳に痛みが出ない範囲で取り入れましょう。
耳つぼジュエリーを使用する場合は、貼付部分の肌状態を毎日確認してください。
赤み・かゆみ・腫れ・痛みなどがあれば、日数にかかわらず外しましょう。
耳つぼジュエリーを貼れば痩せますか?
耳つぼジュエリーを貼るだけで脂肪が燃焼したり、必ず体重が減ったりするものではありません。
健康的な体重管理では、食事・運動・睡眠など日々の生活習慣を考えることが大切です。
耳つぼジュエリーは、食生活や生活習慣を意識するための目印として取り入れてみましょう。
耳つぼで肩こりや頭痛は治りますか?
耳への刺激についてはさまざまな研究がありますが、特定の耳つぼを刺激すれば肩こりや頭痛などが必ず治るとはいえません。
強い症状や繰り返す症状がある場合は、セルフケアだけで判断せず医療機関へ相談してください。
耳つぼの位置は人によって違いますか?
耳の形や大きさには個人差があります。また、耳つぼの名称や位置の考え方は資料によって異なる場合があります。
イラストとまったく同じ位置に合わせようとして強く押したり、痛みを我慢したりする必要はありません。位置図は目安として使用してください。
まとめ|耳つぼは毎日のセルフケアとして楽しもう
耳つぼは、耳の特定の位置を指で押したり、粒が付いたシールなどで刺激したりする方法として知られています。
耳には「神門」「飢点」「肺」「内分泌」などさまざまな名称の位置がありますが、耳つぼだけで病気や不調が治ったり、ダイエットできたりするものではありません。
体調に不安がある場合は適切な医療を優先したうえで、耳へのやさしい刺激や耳つぼジュエリーを、日常のセルフケアやおしゃれのひとつとして楽しみましょう。
耳つぼジュエリーを試してみたい方へ
チタン粒を使用した耳つぼシールをご用意しています。
初めての方は少量タイプからお試しいただけます。
※外部ショップの商品一覧ページが開きます
参考情報
- 厚生労働省 eJIM|鍼灸
- National Center for Complementary and Integrative Health|Acupuncture: Effectiveness and Safety
この記事について
本記事は、耳つぼや耳つぼジュエリーによる病気・症状の診断や治療、医療行為の代替を目的としたものではありません。耳つぼの名称や位置は参考情報として掲載しており、刺激による特定の症状への治療・改善効果を保証するものではありません。体調に不安がある場合や症状が続いている場合は、医師などの医療専門職へご相談ください。

